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第1回Tasuke I Project

第2回Tasuke I Project

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産業ときめきフェア 出展

第4回Tasuke I Project

Make:Tokyo Meeting 04

Make:Tokyo Meeting 05

ぶらり途中下車の旅 放送

誰だって波瀾爆笑  放送

第4回Tasuke I Project

2009年4月29日:葛飾区水元公園付近:参加者20数名

主催 : 次世代自転車を考える会
後援 : 実川製作(株)

第4回Tasuke I プロジェクト出展作品

今回プロジェクトの概要

「自由発想・自由デザイン・KitLegon」 のパーツを用いた創作自転車と各メンバーの作品(自作自転車)を公開しました。出展作品全11台を会場で希望者に試乗して頂きました。

プロジェクト準備風景

銀輪の風(TV取材)

今回の第4回Tasuke I プロジェクトの模様はBS-TBS「銀輪の風」2009年6月8日(月)23:30〜24:00で「自由な自転車作りをする仲間たち」というアングルで放映される予定です。

プロジェクト取材風景

KitLegon(キットレゴンシステムについて)

キットレゴンとは、レゴブロックのように簡単に自由発想・自由デザインの自転車を自作できるように 開発した自転車用組立キットです。「次世代自転車を考える会」では、自転車をまず試作して、試乗して、そして改良点を見つけながら創作自転車を作っています。

KitLegon(キットレゴン)自転車

KitLegonの大きな利点は、ホイールベースの長さ調節、キャスターアングルやシートポストの角度調節、前後ホイール(タイヤ)のサイズ変更などが簡単に変えることができることです。
このシステムにより、どんな形の自転車でも、またどんな体格の人にでも、オンリーワンの自転車が簡単にデザインできるようになりました。


メンバーの作品紹介

12インチのコンパクト折畳式のリカンベント:Ko-hei作

12インチのコンパクト折畳式のリカンベント

工学系の大学院に通うKo-hei氏は、これまで、自作自転車を作る際にフレーム溶接が必須と考えていましたが、KitLegonシステムなら六角レンチ1本あれば自由に自転車を作れることが最大の魅力であると語っています。
リカンベントは大きい&重いので輪行不可能と考えていましたが、真っ先にコンパクトな折畳式のリカンベントを 自作し、この日も輪行&自走で会場まで来ました。Ko-hei氏は現在、折畳式の700cロードバイクの試作に取り掛かっています。


前輪駆動のリカンベント(Cruzバイク):針間作

前輪駆動のリカンベント(Cruzバイク)

弁理士の仕事で毎日膨大な書類とにらっめこしている針間氏のストレス発散方法は、おそらく日本には数台しかいないと思われる前輪駆動のリカンベント(クルズバイク)で颯爽とツーリングをすることです。これまでは海外からパーツを取り寄せて改造していましたが「帯に短し襷に長し」で無駄になってしまうことも多々ありました。
KitLegonシステムの良さは、自分にフィットするパーツの長さや角度が自由に試せて、本番用を作れることで無駄が省けて、一石二鳥にも三鳥にもなると語っています。
針間氏は現在、Cruzバイクの更なる改良と、サドル下〜後輪スペースが有効に使える前輪駆動の利点を生かし、3輪にして安定させた上、荷物運搬用などの多目的自転車に発展できないだろうか?と西宮氏と構想を練っています。


プローン(Prone腹ばい)バイク:西宮作

プローン(Prone腹ばい)バイク

西宮氏は、メンバーの中でも最も独創的な自転車「プローン(Prone腹ばい)バイク」の創作を手がけています。旧知であるNiKIRINの椅子壱氏の協力の下、試行錯誤を繰り返しだんだんと効率的なポジションやペダリングの位置関係が判明してきました。
この自転車は最も空力的に優れており、当面は自転車最高速度への挑戦を目的にしていますが、その過程で得られたデータは更なる次世代自転車に発展する際に、空気力学にとどまらず、人間工学への貴重なデータになると予測されます。


多目的自転車(実験車):tanisi作

多目的自転車(実験車)

Tasuke I Project「オープン工作室」工作技術指導担当のtanisi氏は誠に器用です。NiKIRIN様から供出(寄付)して頂いたトライク(3輪車)のフレームを使って、将来の「介護用・2〜3人乗用・荷物運搬」用に前輪2後輪1の実験車をあっという間に作ってしまいました。
この実験車に試乗してみて、初めて気付いたこと(前輪2輪の操舵性や前後荷重のバランス等)が多々ありました。 Tasuke I Projectでは「自転車は乗ってナンボ、走ってナンボ」があり、机上のデザインを起こす前に先ず「作ってみよう、乗ってみよう」が原点になっています。
一見非効率に思えるかも知れませんが自転車を創作するにあたって「乗ってナンボ、走ってナンボ」でしかわからないことがたくさんあります。


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